車の乗り換えはタイミングで必要な費用が異なります。自動車のプロが、買い替えのおすすめの時期とベストなタイミングの見極め方を解説します。
この記事のPOINT★
- 軽自動車の寿命はおよそ8年
- 車検前のタイミングで買替を検討
- 生活スタイルの変化に合わせる
車を買い替える
7つのタイミング
車を買い替えるタイミングは全部で7つあります。
車検費用が高くなる
3回目の車検前に買い替える
軽自動車は新車で購入後、初回車検は3年後、そこからは2年に1回ペースで車検を受けなくてはなりません。
これは法律で定められており、車検を受けていないと公道を走ってはいけないというルールがあります。
車検を受けるには税金を支払う必要があります。
・軽自動車税(支払っている場合は納税証明書が必要)
・重量税(減免対象車は0円の場合も有)
・自賠責保険料
普通乗用車と比べれば低価格で済みます。
しかし、長期間乗っているとなれば交換部品も発生します。
車検費用を考えると、3回目の車検前に買い替えを検討してみてください。
一般的には1回目や2回目の車検は交換部品も少なく済むので、車検費用も比較的抑えられます。
しかし、3回目の車検になると消耗品の交換時期になり、タイヤなど多額の費用を必要とします。
軽自動車の寿命は約8年と言われています。車の調子が悪くなる前に、買い替えを検討することをおすすめします。
ローンが完済するタイミング
で買い替える
今乗っている車のローンが完済となれば、買い替えを検討するのも一つです。
ローン契約時には所有者はローン会社になることもあります。
そうなると、オーナーの意思で売却することはできません。
しかし、完済となれば乗り続けても売却しても、オーナーの思い通りに。
さらに、完済していれば売却した車の車両金額は全て手元に残ります。次の車を購入する資金にもなりますね!
売却価格が下がる
走行距離8万キロ
に達する前に買い替える
走行距離は売却する時に金額が上下する一つのポイントです。
「乗り潰す」覚悟で今の車を乗られているのであればいいのですが…。
軽自動車では8万キロから価格が低下すると言われています。
乗り換えようかどうしようかと迷われている方は、8万キロに達する前に買い替えの手続きを行いましょう。
ライフスタイルが変化した時に
その時に合った車に買い替える
新しい家族が増えたり子供が巣立ったりと、ライフスタイルは日々変化します。
移動手段の一つとしてクルマは必要不可欠な方も多くいるはず。
ライフスタイルに合っていない車を乗っていると、不便を感じてしまう場合もあります。
例えば軽自動車を独身時代から乗っていて、結婚し子供を授かると車内の広さや装備に物足りなさを感じてしまうことも。
逆に、子供が巣立った時には小さな車が良いと感じることもあります。
「もっと広い車/小さな車が良い!」
「スライドドアが欲しい!」
など、思うこともあるでしょう。
ライフスタイルの変化は、今乗っている車の買い替え時と言えるでしょう。
リセールバリューが高い時期
に買い替える
リセールバリューとは、一度購入した物を再度売却する時につく価格のことです。
車で言うと、今乗っている車の下取りや買取の価格のことを指します。
おすすめ時期は1月-3月
1年の中で中古車の需要が最も高まる時期と言われています。
タイミングよく今乗っている車を売却しないと、損をしてしまう可能性もあります。
もっと高額で売れたのに…。
と、売却後に思ってしまっては後の祭りです。
そのようにならならいためにも、今乗っている車の価値を把握しておくことも重要です。
ディーラーや買取専門店など、2社以上での査定をおすすめします。買取に力を入れているお店を選ぶこともポイントです!
旧型モデルの相場が下がる
モデルチェンジ前に買い替える
今乗っている車の新型モデル情報が公表されたら、乗り換えを検討してみてください!
新型モデルが発売されると、旧型モデルの相場は下がる傾向にあります。
しかし、今乗っている車の新型モデルを購入したいとなれば、新型モデル発売後に今乗っている旧型モデルを売却する手順になってしまいます。
そのような場合には、新型モデルが発売されてからおよそ1年後に乗り換えを検討してください。
1年も経てば旧型モデルの相場は、目立って下がる傾向が無いためです。
税金が高くなる新車登録から13年経過前に買い替える
新車で購入して13年間大切に乗り続けられている車もありますが、中古車で購入され新車登録より13年経過している車もあります。
“13年がボーダーライン”とも言われている理由は、税金にあります。
新車登録より13年経過すると、納めなければいけない税金が高くなってしまいます。
軽自動車にかかる費用の違いを見てみましょう。
軽自動車税
自家用乗用 | 営業用乗用 | 自家用貨物 | 営業用貨物 | |
平成27年3月31日までに新車登録 | 7,200円 | 5,500円 | 4,000円 | 3,000円 |
平成27年4月1日以降に新車登録 | 10,800円 | 6,900円 | 5,000円 | 3,800円 |
新車登録より13年経過 | 12,900円 | 8,200円 | 6,000円 | 4,500円 |
▼資料引用
堺市 軽自動車税
一般的に普段使いに購入されているのは『自家用乗用』です。
今乗っている車が13年経過が近づいている方は、自家用乗用で言うと年間5,700円UPすることになります。
重量税
軽自動車 |
軽自動車 |
|
エコカー対象 <免税> |
0円 | 0円 |
エコカー対象 <本則税率> |
5,000円 | 5,000円 |
エコカー対象外 <13年未満> |
6,600円 | 5,200円 |
エコカー対象外 <13年経過> |
8,200円 | 5,400円 |
▼資料引用
軽自動車検査協会
重量税はエコカー対象であるかどうかで、金額が異なります。
今乗っている車が13年を迎えるとなると、13年前に販売されていた車はエコカー対象の車種も少ないはず。
そうなると、車検時に支払う重量税は1,600円UPとなります。
自身の車がエコカー対象車であるかチェックするにはこちらをご覧ください↓↓
維持費がかさばらないうちに手放すことも、買い替えるタイミングの一つです。
車の買い替え
チェックリスト
上記でご紹介した車を買い替えるタイミングを踏まえ、車の買い替え時をチェックリスト形式にしてみました。
チェックリスト形式で
タイミングをご紹介
ご自身が乗っている車に関して、当てはまるところにチェックを入れてみて下さい。
チェックの数
・ 3個以上→そろそろ買い替えを検討
・ 5個以上→買い替えを要相談
・ すべて→早急に買い替えを!
いかがでしたでしょうか。
チェックの数をみて、自身が車の買い替えを検討したほうがいい時期なのかどうか参考にしてみてくださいね♪
車を買い替える
一般的なタイミング
車検を前に車の買い替えを考える方は一般的に多くいます。これは2回目、3回目の車検を受ける時期に、車のローンが完済していることも関係しているようです。また走行距離が8万キロ近くなってくるとエンジンの調子も悪くなりがちで、買い替えたほうがいいのではないかと考える人が増えます。
今乗っている車を少しでも高く売却したいと考えている方は、新型モデルが発売され自身の車が旧型モデルとなり価値が下がる前に買い替えするという意見も多くあげられています。
車には維持費がつきものですが、その維持費を少しでも安く抑えるため税金が高くなる前の新車登録から13年以内に買い替える人が多く、ライフスタイルに合わせて車を買い替える人も平均的に多いようです。
車を買い替えるメリット
では車を買い替えるメリットとはなんでしょうか?
新しいモデルの車に乗れる
車を買い替えるメリットと言えば、やはり新しいモデルの車に乗れるということです。車の安全性能は日々進歩しているので、買い替えにより安全性能の高い車を選ぶことで、乗員の安全性が保障されることにも繋がります。
維持費を抑えることができる
現在では環境性能が高く、燃費の良いエコカーがどんどん開発されています。こういったエコカーに買い替えることで燃料費が安くなり、年間の維持費を抑えることができます。
次年度の車検費用が
抑えられる
車検前に車を買い替えることで、車検費用を負担しなくても良くなり、面倒な手続きも不要になります。
車の利便性が高くなる
例えば家族が増え軽自動車からミニバンに買い替えると、座席数や荷室容量が増えて乗りやすくなり、便利になるといったメリットが生じます。
交換部品が無くなる
可能性が低くなる
年式の古い車は、メーカーの交換部品が生産終了となって無くなり、修理が困難&高額になるというリスクがあります。メンテナンスは安全に車に乗るために欠かせないことなので、交換部品がすぐに手に入る新しい年式の車に買い替えれば、修理費用がかさむのを防げます。
車の買替にお勧めの時期は1月・3月・モデルチェンジ前
車の買い替えは、1月・3月・モデルチェンジ前の時期がオススメです!
おすすめの時期 1月
自動車販売店では1月に初売りセールがあり、この時期にしかない特典が多くある傾向があります。
多くの自動車販売店は福袋を用意したり、通常時には無いサービスを提供しているケースが多いようです。
軽の森では実際に初売りの際『カーナビ・ETC・バックモニター』や『福袋』を成約特典に、またガラポン抽選会などお正月のこの時期にしかできないサービスをご案内いたしました。
さらに、限定数で特別価格の車両をご用意いたしました。
このように、初売りセールの時期にしかない特典を活用することも、お得に車を買い替える方法の一つです。
おすすめの時期 3月
決算期でもある3月は1番の狙い目です。
ディーラーや多くの自動車販売店は、3月に本決算期を迎えます。設定された目標台数を販売することは必須。そうなると通常時には値引きが少ない車種に対しても、大幅な値引き増額に期待を持てます。
さらに、1月から3月にかけて中古車の需要も高まることから、買い替えのタイミングとしてはピッタリな時期と言えます。
中古車や届出済未使用でお探しの場合には、特にお勧めです。限りある在庫の中からしか選ぶことのできない中古車や届出済未使用ですが、需要が高まるということは種類が豊富。通常時に比べてラインアップが増えるということになります。
お得に乗り換えできるチャンスを逃さないようにしましょう★
おすすめの時期
モデルチェンジ前
車のモデルチェンジが発表されると、新型モデルに注目が集まり、モデルチェンジ前の旧モデルは売れ行きが落ちていきます。このためディーラーは旧モデルの売れ残りを防ぐべく、車の価格を大幅に値引きし在庫を減らそうと考えるのです。
新型モデルに興味がなく、お得に車を手に入れたい方にはモデルチェンジ前の買い替えがおすすめです。
買い替えの2つの
注意点
車を買い替える時に確認しておきたい2つの注意点があります。
注意①
自動車税は支払済か確認を!
忘れがちなのが、自動車税の支払い。
毎年5月頃に納付書が手元に届き「後で払お~」と、忘れてしまうこともよくある話です。
仮に未納の状態でディーラーや専門店に買取をしてもらったとしても、督促状が届くのはご自身です。
自動車税は、4月1日時点の名義の方に納税義務が発生するので「もうこの車は手放したから関係ない!」とはなりません。
支払いに滞りが無いか確認してから、車を手放す手続きに移りましょう。
注意➁
ローンは完済したか確認を!
所有者がローン会社名義の場合にはご自身で売却の手続きができませんが、使用者・所有者ともにご自身の場合は注意が必要です。
「もう支払いは終わっているであろう」という思い込みは厳禁!
完済していない状態で売却し、乗り換え後の車もローン契約してしまうと2重でローン契約を結ぶことになります。
そうなれば支払いも2台分。
車の支払いで生活に支障が出ては、話になりません(><)
このようなことが起こらないよう、ローンが完済しているかどうかの確認は乗り換え前には必ず確認しましょう!
大阪で軽自動車の
買い替えを検討中
なら軽の森へ
車を乗り換えるにはタイミングが合うか合わないかで、必要な費用が異なります。
乗り換える時期を間違えないよう、またお得に乗り換えできるチャンスを逃さないよう、乗り換えを検討されている方は注意が必要です。
軽の森は南大阪にある届出済未使用車を専門に取り扱っているお店です。国産オールメーカーのお車を数多くご用意しておりますので、軽自動車を検討中でしたら是非一度ご来店ください。
気になるお車がある場合や乗り換えをご相談されたい方なども、お気軽にお申し付けください。
軽の森のホームページ内にあります【お問合せフォーム】や【オンライン商談】を、ぜひご活用ください♪
皆様のお問合せ、ご来場を心よりお待ちしております。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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