車種紹介 2022.07.16

【車中泊にも!】スズキの軽バン エブリイについて徹底解説!!

街でよく見かける軽バンですが、そのなかでもスズキのエブリイは最も見かけることが多い軽バンです。

広い荷室空間を持ち、小回りが利き、さらに安く手に入れることができるエブリイは、働く人の強い味方です!

近年のアウトドア人気の高まりで、車中泊が出来る軽自動車としても注目を集めています。

今回はそんなエブリイが一体どんなクルマなのかを徹底解説していきたいと思います!

 

★この記事のチェックポイント★

◆エブリイのグレードごとの特長

◆なぜエブリイは車中泊に適しているのか

◆軽バンの徹底比較

 


 

目次[開/閉]

・スズキ エブリイとは
・エブリイのグレード一覧
 「JOINターボ」
 「JOIN」
 「PC」
 「PAリミテッド」
 「PA」
・自分に合うグレードの選び方
・車中泊にも最適!(ハイルーフ、フルフラットについて)
・競合車との比較
・新車、中古車のお得な購入方法、探し方
・まとめ

 


スズキ エブリイとは

エブリィバン

エブリイは、スズキが製造・販売している軽キャブバンの代表車です。商用にも乗用にも高い人気を誇ります。

軽自動車でありながら積載能力に長け、優れた走行性能と高い燃費性で、荷物を運ぶ仕事用の車にはもちろんのこと、ファミリーカーやアウトドア用の車としても評価されています。

エブリイの歴史

現行モデルが6代目となるロングセラー車種のエブリイ。

初代は1982年、スズキから販売されていた「キャリイバン」をマイナーチェンジした際に与えられたサブブランドネーム「キャリイバン・エブリイ」として登場しました。

その後エブリイは商用バンとしてモデルチェンジを重ね、3代目となる1991年のモデルチェンジ時には、ビジネスバンタイプの「キャリイバン」と上級タイプの「エブリイ」の2車種として販売していました。キャリイバンは後部座席が左右一体型ローバック、エブリイでは左右分割式かつ取り外し可能なヘッドピロー付で乗用志向でした。

そして現行型となる2015年にデビューした6代目エブリイは、「荷室とキャビンの使い易さを向上し、進化させた仕事の道具」をコンセプトに開発されたモデルで、広く快適な車内に使いやすい装備を充実しています。クラス初の衝突被害軽減ブレーキ「レーダーブレーキサポート」を採用し、安全装備面での充実も図りました。

エブリイの特長

エブリイは主に働く人のための車として、働きやすさを大切にした設計になっています。

働くクルマとして適している特長がエブリイには満載です☆

・積載能力の高さ

・荷物の積み降ろしやすさ

・乗り降りのしやすさ

・小回りの良さ

・軽量衝撃吸収ボディー[TECT]

・パワフルで優れた燃費性能

・安全装備の充実

積載能力の高さ

エブリイの最大の特徴は、軽自動車とは思えないほどの積載能力です。

積載能力の高さ

画像引用▶エブリイ 積載性能

2名乗車時の荷室床面長は1,955㎜、荷室幅は1,385㎜、荷室高は1,240㎜あるので、大きな荷物や長尺物、高さのある物もしっかり積み込めます!

これを見ただけではピンとこないと思いますので、どんな荷物をどのくらい積めるのか表にまとめてみました。

 

みかん箱
みかん箱 69箱
ダンボール[小]
ダンボール[小] 46箱
ダンボール[中]
ダンボール[中] 17箱
ダンボール[大]
ダンボール[大] 15箱
ビールケース
ビールケース 40ケース
パンケース
パンケース 70ケース
畳[中京間]
畳[中京間] 9枚

※バックドアガラスより下の位置まで積載した場合の枚数。畳の厚さは55㎜。

荷物の積み降ろしやすさ

たくさんの荷物を運ぶ働く人にとっては、荷物を積み降ろししやすいというのも大きなポイントです。

荷物の積み降ろしやすさ

画像引用▶エブリイ 積載性能

エブリイのバックドアは、開口部幅が最大1,340㎜、開口部高が1,165㎜と大きな開口部で、荷室床面地上高も650㎜と低いので、荷物の積み下ろしがスムーズに行えます。

荷物の積み降ろしやすさ

画像引用▶エブリイ 積載性能

また後席ドアも開口部幅が最大775㎜、開口部高が1,255㎜とゆとりがあるので、こちらからも荷物の出し入れがラクにできます。

乗り降りのしやすさ

日々忙しく働く人は一日に何度も車を乗り降りします。ですから乗り降りのしやすさは、効率よく作業をするために重要なポイントです。

乗り降りのしやすさ

画像引用▶エブリイ 室内空間

エブリイの前席には地上高355㎜の低い乗降ステップと、握りやすい大型の乗降グリップが装備しており、ストレスなく安全に乗り降りすることができます。

エブリイ 室内空間

画像引用▶エブリイ 室内空間

また、シフトノブの位置がステアリングに近いインパネシフトを採用しているので、ウォークスルーで前席を移動できます。これにより路肩に車を停めても助手席側から安全に乗り降りすることができます。

小回りの良さ

小回りの良さ

画像引用▶エブリイ 走行・環境性能

仕事で様々な道を走る際、狭い路地に入り込む場合も多々あります。そんな時でもエブリイは最小回転半径4.1mと小回りが利くので、取り回しも楽々できます。

縦列駐車もストレスなくスムーズに行うことができます。

軽量衝撃吸収ボディー[TECT]

軽量衝撃吸収ボディー[TECT]

画像引用▶エブリイ 走行・環境性能

エブリイのボディーには超高張力鋼板をはじめ、高強度かつ軽量な素材を使用しており、車重の軽量化と高い安全性を両立しています。強さと広さを併せもつ空間を持ち、軽快で低燃費な走りに貢献しています。

パワフルで優れた燃費性能

力強さと優れた燃費を両立する吸気VVT(可変バルブタイミング)採用のR06A型エンジンを搭載しているエブリイ。太い低中速トルクが、荷物積載時にもスムーズな走行性能を実現します。

「JOINターボ」には、高速道路でもゆとりある走りで長距離移動を支えてくれるターボエンジンを搭載しています。

トランスミッションは仕事や用途に合わせて選べる、5MT、5AGS、4ATの3種類を設定しています。(「JOINターボ」は4ATのみ、「PC」は5MTと4ATのみ)

~5AGSとは~

5AGS(5速オートギヤシフト)とは、ATとMTの良さをあわせもったトランスミッションです。

5MTをベースにクラッチ&シフト操作を自動で行い、D(ドライブ)モードでは道路・積載状況にあわせて2速発進モードと1速発進モードの使い分けが可能です。

積極的に加減速したい場合にはM(マニュアル)モードに切り替えるなど、状況にあわせてモードの選択ができます。

安全装備の充実

エブリイにはスズキの予防安全技術「スズキセーフティサポート」が装備されています。事故を未然に防ぎ、万一のときの安全を確保するために運転をサポートする様々な技術です。

衝突被害軽減ブレーキ

【デュアルカメラブレーキサポート】

【デュアルカメラブレーキサポート】

画像引用▶エブリイ 安全装備

2つのカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突のおそれがあると判断すると、ブザー音やメーター内の表示によってドライバーに警告します。衝突の可能性が高まると自動で弱いブレーキを作動し、ブレーキペダルを踏むとブレーキ踏力をアシスト。さらに衝突の可能性が高まると自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避、または衝突時の被害軽減を図ります。夜間の歩行者も検知します。

【後退時ブレーキサポート】

【後退時ブレーキサポート】

画像引用▶エブリイ 安全装備

リヤバンパーに内蔵した4つの超音波センサーで後方の障害物との距離を測り、4段階のブザー音で障害物への接近を知らせてくれる「リヤパーキングセンサー」と搭載。

さらに後方の障害物との衝突が高まると自動でブレーキが作動し、衝突の回避、または衝突時の被害軽減を図ってくれます。

 

誤発進抑制機能
誤発進抑制機能

画像引用▶エブリイ 安全装備

踏み間違いによる急発進を回避してくれます。

駐車場等で前方に壁があるにも関わらず、シフトを5MT車はR以外、5AGM車はD・M(前進)、4AT車はD・2・L(前進)の位置で強くアクセルペダルを踏み込むと、最長約5秒間、エンジン出力を自動的に抑制。急発進・急加速を抑えて、踏み間違いなどによる衝突を回避してくれます。

 

後方誤発進抑制機能
後方誤発進抑制機能

画像引用▶エブリイ 安全装備

後方に障害物があるにも関わらず、シフトをR(後退)の位置でアクセルペダルを強く踏み込むと、エンジン出力を自動で抑制して急な後退を防止してくれます。

シフトの入れ間違いなどの、うっかりミスによる衝突回避に貢献してくれます。

 

車線逸脱警報機能
車線逸脱警報機能

画像引用▶エブリイ 安全装備

走行中に左右の区画線を検知して進路を予測し、前方不注意などで車線をはみ出しそうになると、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促します。

 

ふらつき警報機能
ふらつき警報機能

画像引用▶エブリイ 安全装備

走行中に左右の区画線を検知して、自車の走行パターンを計測。眠気などにより車両が蛇行し、それをシステムが「ふらつき」と判断した場合、ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促します。

 

先行車発進お知らせ機能
先行車発進お知らせ機能

画像引用▶エブリイ 安全装備

信号待ちなどの停車中に、うっかり出遅れを予防してくれます。

前の車両が発進して約4m以上離れても停車し続けた場合、ブザー音やメーター内の表示によって、ドライバーに先行車の発進をお知らせしてくれます。

 

ハイビームアシスト
ハイビームアシスト

画像引用▶エブリイ 安全装備

ハイ・ロービームの切り替え忘れを予防してくれます。

ヘッドライトをハイビームにして走行中、前方に対向車や先行車がいたり明るい場所を走行すると、自動的にロービームになります。対向車や先行車がいなくなったり周囲が暗くなると自動でハイビームに戻ります。

共通スペック

全長×全幅×全高 3,395㎜×1,475㎜×1,895㎜
ホイールベース 2,430㎜
最低地上高 150㎜
荷室床面地上高 650㎜
最大積載量 350㎏【250㎏】
乗車定員 2名【4名】
最小回転半径 4.1m
エンジン型式 R06A型
使用燃料 無鉛レギュラーガソリン

【】は4名乗車時

ボディカラー

ボディカラーはグレードによって選べる色が異なります。

「PA」「PAリミテッド」はホワイトとシルバーの2色から選択。

「PC」はホワイト、シルバー、ブルー、カーキ、ブラックの5色から選択でき、「JOIN」「JOINターボ」はその5色にバイオレットが追加された6色から選択することができます。

ホワイト

ホワイト

▲すべてのグレードから選択可

シルキーシルバーメタリック

シルキーシルバーメタリック

▲すべてのグレードから選択可

ノクターンブルーパール

ノクターンブルーパール

▲「PC」「JOIN」「JOINターボ」から選択可

クールカーキパールメタリック

クールカーキパールメタリック

▲「PC」「JOIN」「JOINターボ」から選択可

ブルーイッシュブラックパール3

ブルーイッシュブラックパール3

▲「PC」「JOIN」「JOINターボ」から選択可

ムーンライトバイオレットパールメタリック

ムーンライトバイオレットパールメタリック

▲「JOIN」「JOINターボ」から選択可

画像引用▶エブリイ 価格・グレード

*画像のグレードは全て「JOINターボ」

全6色ある中で人気のカラーは、やはり仕事にもプライベートにも使いやすいホワイト、シルバー、ブラックの3色になります。

落ち着いた色合いでクールな印象のブルーや、アウトドア感のあるカーキ、鮮やかでインパクトあるバイオレットもそれぞれに個性的で、ファミリーカーや趣味のクルマとして乗るのにぴったりかと思います♪

エブリイのグレード一覧

欲しい車種が決まったら、次に選ぶのはグレードになります。グレードごとに装備や使い勝手などが違いますので、自分に必要な装備はどれかをよく考えて選択すると、後から後悔することが少なくすみます。

 

エブリイには5種類のグレードがあり、上位グレードから順に並べると下記の通りです。

 

 JOINターボ
 JOIN
 PC
 PAリミテッド
 PA

 

エブリイは全グレード、ハイルーフになります。

ではこの5種類のグレードについて詳しく解説していきます!

JOINターボ

エブリイの最上級グレードに位置するのが「JOINターボ」です。

名前からも分かる通りターボ車になります。

ターボとは、排気ガスの力を利用してエンジンに多くの空気を押し込み、より多くのパワーを得られる過給機です。

ですから「JOINターボ」は他のグレードよりもパワフルでスピーディな走りが楽しめます♪

高速道路を走ることが多かったり、荷物がたくさん積めるだけでなく快適な走りも求める方には「JOINターボ」がおすすめです。

また「JOINターボ」は、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」や誤発進抑制機能などから成る「スズキセーフティサポート」が標準装備されています。

外装

JOINターボ

画像引用▶エブリイ 3D

外装に関しては、この「JOINターボ」と「JOIN」にしか標準装備されていない装備があります。

それは以下の2つです。

 

・メッキフロントフードガーニッシュ

・フルホイールキャップ

 

フロントにメッキが入ることによってスタイリッシュな印象になりますね。さらにフルホイールキャップが装着されていると、「商用車」というイメージから「乗用車」に雰囲気が変わりますよね☆

あと1点、ドアミラーが「JOINターボ」と「JOIN」、「PC」ではボディカラーと同じカラードドアミラーになります。

内装

JOINターボ内装

画像引用▶エブリイ 価格・グレード

上位グレードである「JOINターボ」には、長時間のドライブでも快適に過ごせる乗り心地の良いシートが装着されています。

ファブリックシート表皮を使用しており、フロントシートはヘッドレスト分離型、リアシートには分割可倒式リアシートが採用されており、センターアームレストもついているので後席でもリラックスして乗車できます。

JOINターボ内装

画像引用▶エブリイ 快適装備

またフロントシートとリアシートを倒すとフルフラットになるため、レジャーやキャンプ時に身体を伸ばしてリラックスすることができます。

 

JOINターボ・JOINの共通装備

エブリイには内装にも「JOINターボ」、「JOIN」の上位グレードにしか標準装備されていないものがあります。

助手席シートバックポケット
助手席シートバックポケット

助手席の後ろにあるポケットには、すぐに取り出せると便利な地図やガイドブックなどを入れておけます。

パワーウィンドウ(フロント、リヤ)
パワーウィンドウ(フロント、リヤ)

軽バンではフロントのみにパワーウィンドウが装備されていることが多いですが、このグレードはリヤもパワーウィンドウになります。

リヤドアペットボトルホルダー
リヤドアペットボトルホルダー

リヤドアに500mlのペットボトルが収納できるホルダーが装備されています。

ドアトリムクロス
ドアトリムクロス

ドアトリムにクロスが張られていることにより、高級感がでます◇

リヤヒーター
リヤヒーター

温風が吹き出して前席ならびに広大な室内を温めてくれるので、冬には重宝します。

 

「JOINターボ」はリアシートに乗る人の快適性も考えられている設計なので、仕事用にももちろんですがファミリーカーとしても活躍してくれそうですね!

画像引用▶エブリイ 快適装備

スペック

型式 3BD-DA17V
駆動方式 2WD フルタイム4WD
トランスミッション 4AT
荷室寸法(長さ×幅×高さ)(㎜) 1,820【930】×1,280【1,385】×1,240
車両重量(㎏) 920 960
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ
最高出力(kW/rpm)ネット 47〈64PS〉/6,000
最大トルク(N・m/rpm)ネット 95〈9.7㎏・m〉/3,000
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード㎞ 13.1
市街地モード 11.1
郊外モード 13.8
高速道路モード 13.7
JC08モード 14.8

【】は4名乗車時

エブリイの4WDは、「JOINターボ」のみフルタイム4WDになり、あとはパートタイム4WDです。

前輪と後輪が常に繋がりドライバーの介入なしに4輪駆動となっているフルタイム4WDは、手動で2輪駆動と4輪駆動を切り替えなければならないパートタイム4WDに比べドライバーの負担が少なく済みます。

またターボ車なので最高出力・最大トルクともに高く、パワフルな走りが期待できますが、その分燃費はあまり良いとは言えません。

価格

駆動方式 トランスミッション メーカー希望小売価格(税込)
2WD 4AT 1,408,000円
フルタイム4WD 4AT 1,540,000円

 

価格は商用の軽バン…と見れば高く感じますが、「JOINターボ」は乗用モデルなのでシートの乗り心地やターボ車としてのパワフルさを考えると、これくらいのお値段でも納得です。

JOIN

「JOINターボ」からターボ機能だけがなくなった、こちらもエブリイの最上級グレードである「JOIN」です。

「JOINターボ」との違いはターボがついていないことと、トランスミッションが4ATだけだったのに対し「JOIN」は5MTと5AGSの設定もあるというところです。

「JOIN」にも「スズキセーフティサポート」が標準装備で設定されているので、安心したドライブが楽しめます。

外装

JOIN

画像引用▶エブリイ 3D

先程「JOINターボ」のところで説明したとおり外装に関しては「JOINターボ」と全く同じで、メッキフロントフードガーニッシュやフルホイールキャップ、カラードドアミラーが標準装備で設定されています。

内装

JOIN内装 JOIN内装

内装も「JOINターボ」と全く同じで、フロントシートにはヘッドレスト分離型のシート、リアシートにはセンターアームレスト付きの分割可倒式のシートが装着してあり、軽バンのシートとは思えないほどフカフカです!

JOIN内装

ですがリアシートを畳んだときに荷室が完全にフルフラットにならないという難点もあります。「JOIN」「JOINターボ」以下のグレードでは完全にフルフラットになるので、荷物を運ぶのをメインでエブリイを利用したいのならば下位グレードを選んだほうが◎です。

スペック

駆動方式 2WD
パートタイム4WD
型式 3BD-DA17V  5BD-DA17V  3BD-DA17V 5BD-DA17V
トランスミッション 5MT 5AGS 4AT 5MT 5AGS 4AT
荷室寸法(長さ×幅×高さ)(㎜) 1,820【930】×1,280【1,385】×1,240
車両重量(㎏) 890 900 910 930 940 950
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
最高出力(kW/rpm)ネット 34〈46PS〉/5,700
最大トルク(N・m/rpm)ネット 59〈6.0㎏・m〉/3,800
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 17.0 15.8 13.8 16.5 15.8 13.8
市街地モード 15.4 13.6 11.7 15.0 13.6 11.7
郊外モード 18.0 16.9 14.4 17.6 16.9 14.4
高速道路モード 17.1 16.2 14.5 16.5 16.2 14.5
JC08モード 18.7 18.1 16.0 17.6 18.1 16.0

「JOINターボ」に比べ車両重量が若干軽くなり、燃費も良くなっています。

ターボではなくなるのでパワフルさはなくなります、トランスミッションに5MTと5AGSが加わり選択の幅が広がります。

価格

駆動方式 トランスミッション メーカー希望小売価格(税込)
2WD
5MT 1,188,000円
5AGS 1,289,200円
4AT 1,305,700円
パートタイム4WD
5MT 1,320,000円
5AGS 1,421,200円
4AT 1,437,700円

「JOINターボ」の4ATの価格と比べると約10万円の差があります。

両車での違いはターボ車であるかそうでないかだけですので、この10万円はターボエンジンの価格差ですね。

PC

エブリイの中間グレードになるのが「PC」です。

「JOIN」や「JOINターボ」と比べると乗り心地が悪くなる部分はありますが、商用車として使うには十分な装備が整っています。

荷室は後部座席を収納すると完全なフルフラット空間になるので、荷物を運ぶ仕事に利用する場合には便利です。

「スズキセーフティサポート」は標準装備されていないので、装備したいのならばオプション設定する必要があります。

外装

PC

「PC」グレードからフロントにメッキフロントフードガーニッシュがなくなり、ホイールにはフルホイールキャップもなくなるので、一気に商用車感がでます。

内装

PC内装

画像引用▶エブリイ 価格・グレード

内装に関してはこの「PC」グレードから大きく変化します。

フロントシートはヘッドレスト一体型のシートになり、リヤシートはヘッドレストレスの一括可倒式となります。シート表皮は「JOINターボ」「JOIN」と同じくファブリック表皮使用となります。

ドアトリムにクロスは張られていなく、乗用車というより商用車としてのイメージが強いです。

PC内装

後部座席を収納すると、フルフラットで広大な荷室が誕生します。

これだけ広くて水平な空間なら荷物も傾くことなくたくさん積めますし、バイクや自転車などを運ぶのにも適しています。

お布団を敷いて車中泊するのにも便利です☆

スペック

駆動方式 2WD
パートタイム4WD
型式 3BD-DA17V  5BD-DA17V  3BD-DA17V 5BD-DA17V
トランスミッション 5MT 4AT 5MT 4AT
荷室寸法(長さ×幅×高さ)(㎜) 1,920【975】×1,320【1,385】×1,240
車両重量(㎏) 870 890 910 930
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
最高出力(kW/rpm)ネット 34〈46PS〉/5,700
最大トルク(N・m/rpm)ネット 59〈6.0㎏・m〉/3,800
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 17.0 13.8 16.5 13.8
市街地モード 15.4 11.7 15.0 11.7
郊外モード 18.0 14.4 17.6 14.4
高速道路モード 17.1 14.5 16.5 14.5
JC08モード 18.7 16.0 17.6 16.0

「PC」は「JOIN」「JOINターボ」に比べ荷室空間が長さ9センチ、幅4センチ広くなるので、より多くの荷物を積むことができます。

燃費消費率は「JOIN」と変わらないので、乗り心地を優先する方は「JOIN」、荷物をたくさん積みたい方は「PC」がオススメです。

価格

駆動方式 トランスミッション メーカー希望小売価格(税込)
2WD
5MT 1,072,500円
4AT 1,190,200円
パートタイム4WD
5MT 1,204,500円
4AT 1,322,200円

「JOIN」に比べて11万円ほどお安くなります。

装備面でシートなどが簡素になったことと、「スズキセーフティサポート」がついていないというのが大きな要因です。

ちなみに「スズキセーフティサポート」をメーカーオプション設定すると、+71,500円(消費税込み)かかります。

PAリミテッド

「PAリミテッド」は最廉価グレード「PA」の特別仕様車です。

「PA」には装備されていない、パワーウィンドウ(フロント)、電波式キーレスエントリー、セキュリティアラームシステム、USB電源ソケットなどが装備されています。

ですが「PC」と比べると、電動格納式リモコンドアミラーがついていなかったり、2スピーカーがなかったりと装備は劣ります。

こちらも「スズキセーフティサポート」はオプション設定になります。

外装

PAリミテッド

外装で「PC」と違う点は、ドアミラーがボディと同じ色のカラードドアミラーではなくブラックになるというところです。

また電動格納式ではない為、収納したり開いたりするのは手動で行う必要があります。

内装

PAリミテッド内装

画像引用▶エブリイ 価格・グレード

内装では、AM/FMラジオ(スピーカー内臓)が標準装備されています。

PAリミテッド内装

内装で「PC」と大きく異なるところは、シートがビニールレザーシート表皮である点です。

汚れが落としやすく濡れにも強いという利点があるので、仕事用で使う車としては優れていますが、やはりファブリックに比べるとチープな印象になってしまいます。

スペック

駆動方式 2WD
パートタイム4WD
型式 3BD-DA17V 5BD-DA17V  3BD-DA17V 5BD-DA17V
トランスミッション 5MT 5AGS 4AT 5MT 5AGS 4AT
荷室寸法(長さ×幅×高さ)(㎜) 1,910【975】×1,320【1,385】×1,240
車両重量(㎏) 870 880 890 910 920 930
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
最高出力(kW/rpm)ネット 34〈46PS〉/5,700
最大トルク(N・m/rpm)ネット 59〈6.0㎏・m〉/3,800
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 17.0 15.8 13.8 16.5 15.8 13.8
市街地モード 15.4 13.6 11.7 15.0 13.6 11.7
郊外モード 18.0 16.9 14.4 17.6 16.9 14.4
高速道路モード 17.1 16.2 14.5 16.5 16.2 14.5
JC08モード 18.7 18.1 16.0 17.6 18.1 16.0

荷室寸法は「PC」と全く同じです。車両重量・燃料消費率も全く同じなので、走りや積載量には差がありません。

装備の面で、電動格納式リモコンドアミラーがいらなかったり、シート表皮がファブリックでなくてもよい方には「PAリミテッド」をおすすめします。

トランスミッションを5AGSで選択したい方も、「PC」には設定がないので「PAリミテッド」がおすすめです。

価格

駆動方式 トランスミッション メーカー希望小売価格(税込)
2WD
5MT 1,001,000円
5AGS 1,102,200円
4AT 1,118,700円
パートタイム4WD
5MT 1,133,000円
5AGS 1,234,200円
4AT 1,250,700円

PA

エブリイの最廉価グレード「PA」は、商用ユースを強く意識した作りになっています。

エアコンやABS、エアバッグなど最低限の装備はありますが、パワーウィンドウやキーレスエントリー、USB電源ソケットなどの快適装備はついていません。

「スズキセーフティサポート」も標準装備されていないので、オプション設定になります。

仕事用として使うには十分なことから販売台数も多く、中古として出回っているものもエブリイの中では一番多いグレードになります。

外装

PA

「PAリミテッド」と外装は全く同じです。

内装

PA内装

内装に関して見た目はほぼ「PAリミテッド」と同じですが、パワーウィンドウの装備はなく、キーレスエントリー、USB電源ソケットも装備されていません。

スペック

駆動方式 2WD
パートタイム4WD
型式 3BD-DA17V 5BD-DA17V  3BD-DA17V 5BD-DA17V 
トランスミッション 5MT 5AGS 4AT 5MT 5AGS 4AT
荷室寸法(長さ×幅×高さ)(㎜) 1,910【975】×1,320【1,385】×1,240
車両重量(㎏) 870 880 890 910 920 930
エンジン種類 水冷4サイクル直列3気筒
最高出力(kW/rpm)ネット 34〈46PS〉/5,700
最大トルク(N・m/rpm)ネット 59〈6.0㎏・m〉/3,800
燃料消費率(㎞/L) WLTCモード 17.0 15.8 13.8 16.5 15.8 13.8
市街地モード 15.4 13.6 11.7 15.0 13.6 11.7
郊外モード 18.0 16.9 14.4 17.6 16.9 14.4
高速道路モード 17.1 16.2 14.5 16.5 16.2 14.5
JC08モード 18.7 18.1 16.0 17.6 18.1 16.0

スペックは「PAリミテッド」と全く同じです。

「PAリミテッド」とどちらを選ぶか悩まれている方は、パワーウィンドウやキーレスエントリーなどの快適装備が必要かどうかで決められると良いかと思います。

価格

駆動方式 トランスミッション メーカー希望小売価格(税込)
2WD
5MT 971,300円
5AGS 1,072,500円
4AT 1,089,000円
パートタイム4WD
5MT 1,103,300円
5AGS 1,204,500円
4AT 1,221,000円

このグレードで100万円を切る価格帯のものが出てきます。

必要最低限の装備で、できるだけ購入費用を抑えたい方には「PA」がおすすめです。

自分に合うグレードの選び方

ここまでグレードごとにエブリイを紹介してきましたが、この5つあるグレードの中から自分に合ったものを選ぶにはどう選んだらよいのでしょうか?

後から「やっぱりこれにすればよかった…」と後悔しないためにもグレード選びは慎重にしたいですよね!

そこで自分に合ったグレードの選び方をご紹介したいと思います。

1.私用か商用かで選ぶ

まずプライベートで利用する場合と、仕事用で利用する場合に適したグレードをみてみましょう。

  おすすめグレード おすすめの理由
私用

 ・JOINターボ

 ・JOIN

シートのつくりが乗用車的で乗り心地が良い。

(前席→ヘッドレスト分離型、後席→分割可倒式)

商用

 ・PC

 ・PAリミテッド

 ・PA

後席シートが一括可倒式で、収納すると大容量のフルフラット空間になるので、荷物を積むのに便利。

フロアカーペットがビニールレザーなので、汚れても水拭きできるので仕事用にピッタリ。

 

プライベートでは乗用車としての快適性、仕事用としては荷物の積みやすさ・使い勝手の良さを考慮して選ぶと◎です。

2.装備面で選ぶ

次は自分に必要だと思う装備内容からグレードを選びます。

下表は各グレードに標準装備されている主なものです。

 

  JOINターボ JOIN PC PAリミテッド PA
 エアコン
 運転席・助手席エアバッグ
 4輪ABS
 スズキセーフティサポート × × ×
 パワーウィンドウ フロント・リヤ フロント・リヤ フロント フロント ×
 キーレスエントリー ×
 電格式リモコンドアミラー × ×
 リヤヒーター × × ×
 USB電源ソケット(2個) ×
 セキュリティアラーム ×
 ヒーテッドドアミラー(4WD車)  ×  ×
 オーディオレス仕様 × ×
 AM/FMラジオ × × ×

 

プライベート用でおすすめな「JOINターボ」と「JOIN」は、装備面で全く違いがないので、ターボが必要かどうかで選びましょう。

仕事用では大体の快適装備が整っている「PC」がおすすめですが、快適装備はいらないから価格をできるだけ抑えたい!という方には、最低限の装備だけ備えている「PA」が良いでしょう。

 

もちろん仕事用でも快適装備が充実し、安全装備「スズキセーフティサポート」が標準装備されている「JOINターボ」「JOIN」を選ばれても良いかと思います。

安全面を充実させたいなら下位グレードに「スズキセーフティサポート」(+71,500円税込)をオプションでプラスするのもアリです☆

車中泊にも最適!
ハイルーフ、フルフラットについて

コロナ禍でなかなか以前のように飛行機や電車を利用して旅行できないこともあり、近年クルマで旅をする「車中泊」がとても注目を集めています。

実はエブリイのような軽バンは、車中泊するのにとても適したクルマなんです♪

軽バンは本来荷物を載せるための荷室が広く、そこが就寝するスペースにぴったりなのです。

加えて軽バンは、運転席が高くて見通しが良く小回りがきき運転しやすいので、旅行ではじめて行く場所でも安心して運転できます。さらに乗用車に劣らない安全装備を備えており、燃費性能も良いので長旅にはおすすめです。

大きなミニバンやキャンピングカーでなくても、軽バンであれば車中泊が可能なのです。

 

軽バンを車中泊で利用するのなら、「ハイルーフ」であることと「フルフラット」になるということがとても大事です。

ハイルーフとは

「ハイルーフ」とは標準のクルマと比べて、ルーフパネルが高い自動車のことです。簡単にいうと天井が高くなるということです。

エブリイはすべてのグレードで「ハイルーフ」ですが、エブリイの乗用タイプであるエブリイワゴンには「標準ルーフ」と「ハイルーフ」の2種類があります。

「ハイルーフ」は「標準ルーフ」より車高も室内高も10センチほど高くなります。

車中泊でクルマを利用する際には布団を敷いたり、車内で着替えをしたりするので、室内高が高い「ハイルーフ」のほうが断然快適です!

もちろん荷物を積むのにも高さがあったほうが室内空間が広くなり、たくさんの荷物を積むことができます。

いいことだらけの「ハイルーフ」ですが、デメリットとしては高速道路で横風を受けやすいことです。車高が高くなるとその分面積が増えるので、横風を受けやすくなってしまうのです。

ですが横風を受けて横転する…ということはまれですので、そんなに気にしなくてもいい問題かと思います。

フルフラットとは

「フルフラット」とは一般的にシートを倒して水平なスペースができることですが、メーカーのカタログに「フルフラット」と表記があっても、完全な水平にはなりきらずシートの凹凸ができたり、横になった部分に大きな穴が空くモデルもあり、その基準は一定ではありません。

車中泊する場合には、完全に水平になるモデルのほうが寝心地がよく、旅の疲れも取れやすいです。

先に紹介しましたが、エブリイのJOIN・JOINターボを除くグレードでは荷室が完全に水平になるため、車中泊にはぴったりです。

現在は車中泊用の敷マットが多数販売されており、凸凹したシートでも敷マットを敷けば快適なベッドになるので、そういうものを上手に利用するのもアリです。

エブリイの車中泊仕様

ハイルーフでありフルフラットになるエブリイですが、では実際に車中泊で利用するときにはどのような感じになるのでしょうか?

純正アクセサリー装着

スズキから純正アクセサリーとして販売されている「2段ベッドセット」を装着すれば、乗車定員である4人全員が上下二段に分かれて横になり足を伸ばすことができます。

大人4人で…となると少々窮屈かもしれませんが、大人2人子供2人のファミリーでしたら十分なスペースです。

純正アクセサリー装着

画像引用▶エブリイ 快適装備

DIYすると…

DIYをしてエブリイを快適な車中泊仕様にしている方もたくさんいます。

自分で一から材料をそろえて車中泊用のベッドを製作するツワモノもいますが、いまはさまざまなDIYキットが販売されているので、それらを使って簡単にDIYする方法もあります!

DIYをしたエブリイ

画像引用▶https://www.diy-life.net/official_recipe/040015/

上の写真は「イレクター」と呼ばれるパイプでエブリイ内にベッドを製作したものです。

ベッド下にはコンテナが4個収納できるので、荷物の置き場所にも困りません。

DIYをしたエブリイ

画像引用▶https://www.diy-life.net/official_recipe/040015/

移動時にはパイプの形を変え、荷室ラックとして使えます。

 

このようにエブリイを車中泊仕様にすれば、もう立派なキャンピングカーといえますよね♪

純正アクセサリーを使って簡単に仕上げるのもいいですし、自分好みにDIYしてみるのも楽しいと思います!

競合車との比較

エブリイを競合車と比較してみましょう。

商用車として比較されるのは、ダイハツ・ハイゼットカーゴ、ダイハツ・アトレー、ホンダ・N-VANの3車種です。

ダイハツ・ハイゼットカーゴ

ダイハツ・ハイゼットカーゴ

画像引用▶ダイハツ ハイゼットカーゴ

昨年12月に、17年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたハイゼットカーゴ。

荷室長1,915㎜、荷室幅1,410㎜、荷室高1,250㎜となり、数値のみ比較するとエブリイを上回ります。ですが全て5~20㎜程度の差なので、実際にはエブリイとほぼ同等の広さのラゲッジルームといえます。

シートを倒したら荷室が完全にフラットになる水平格納式リヤシートが全車に採用されているので、どのグレードを選んでも荷物の積みやすさ、そして車中泊時の快適さが魅力です。

軽商用バンでは初の両側パワースライドドアが新設定され[クルーズターボ、クルーズ(CVT)、デッキバンGにメーカーオプション]、さらに仕事の負担を軽くしてくれます。エブリイにはパワースライドドアの設定がないので、快適性ではハイゼットカーゴに軍配が上がります。

ダイハツ・アトレー

ダイハツ・アトレー

画像引用▶ダイハツ アトレー

ハイゼットカーゴと時期同じくしてアトレーも16年ぶりにフルモデルチェンジされました。

もともとハイゼットカーゴの乗用モデルで5ナンバー規格でしたが、新型ではエブリイやハイゼットカーゴと同様の4ナンバーの軽商用バンとなりました。

商用車の位置づけですが新型アトレーは「第三の居場所。」をコンセプトに、レジャーやアウトドア用途での活躍を期待されたモデルになります。

荷室長1,820㎜、荷室幅1,410㎜、荷室長1,215㎜と、エブリイやハイゼットカーゴより長さや高さはやや劣りますが、新型になり荷室の側面がスクエア化され空間が広がっているので、使いやすさは遜色ありません。

ハイゼットカーゴと同様、水平格納式リヤシートと両側パワースライドドア[RS、アトレーデッキバンに標準装備]を採用しているので、快適性はエブリイを上回ります。

エブリイでは「JOINターボ」のみターボ車でしたが、アトレーは全グレードでターボ車となっており、やはり商用車というよりは乗用車を意識した作りであることがうかがえます。

ホンダ・N-VAN

ホンダ・N-VAN

画像引用▶ホンダ N-VAN

N-VANはホンダの「車内を広くする技術」を盛り込んだNシリーズの商用車です。

ホンダ独自の「センタータンクレイアウト」で燃料タンクを前席の下に設置しているので、低床で広い荷室空間となっています。

荷室長1,510㎜、荷室幅1,390㎜、荷室高1,365㎜となり、荷室長が他の3車種より短いですが荷室高が10センチ以上高いので、背の高い荷物を積むのに適しています。

N-VANが他のモデルと違う点は、助手席を後席と段差なく収納できるので、運転席以外の空間すべてがフラットに使えるという点です。

またピラーレス構造になっているので、助手席側の大きな開口部から大きな荷物を積み込むことができるのがN-VANの大きな魅力です。

比較表

4車種を表にして比べてみました。

軽バンで最も重要になる荷室寸法、そして車体価格にどれぐらいの違いがあるのかみてみましょう。(車体価格は全車種最廉価グレードで比較)

比較表 価格表
エブリイ PA/2WD/5MT
エブリイ

・室内寸法(㎜) 1,910×1,385×1,240

・メーカー希望小売価格 971,300円

ハイゼットカーゴ スペシャル/2WD/5MT
ハイゼットカーゴ

・室内寸法(㎜) 1,915×1,410×1,250

・メーカー希望小売価格 1,045,000円

アトレー X/2WD/CVT
アトレー

・室内寸法(㎜) 1,820×1,410×1,215

・メーカー希望小売価格 1,562,000円

N-VAN G/FF/CVT
N-VAN

・室内寸法(㎜) 1,510×1,390×1,365

・メーカー希望小売価格 1,276,000円

荷室長ではエブリイとハイゼットカーゴが抜き出ていますが、荷室高はN-VANが他車を上回ります。

車体価格は新型となり装備が充実したアトレーが断トツに高額です。

仕事用に軽バンを利用するなら、荷室寸法・車体価格ともにバランスのとれたエブリイもしくはハイゼットカーゴがおすすめです!

新車&中古車
お得な購入方法・探し方

クルマを購入しようと思った時に、一番気になるのがお値段ですよね!

新車にしても中古車にしても、クルマ購入は人生の中で大きな買い物になりますので、少しでもお得に手に入れたいですよね。

ではどのようにしたらお得にクルマを購入できるのか。。

安くクルマを買うためのポイントがいくつかありますので、それらを事前に押さえておけば出費を減らせる可能性があります。

 

★ポイント★

・安く買える時期を狙う

・下取り車を高く買ってもらう

・金利の低いローンを選ぶ

・届出済未使用車を選ぶ

安く買える時期を狙う

クルマの販売店では、3月と9月が決算期となります。

この月は業績向上のため一年のうちで最も安く車を販売し、営業マンの販売ノルマも高くなるので、他の月に比べ値段交渉がしやすく大幅な値引きが期待できる月です。

新車をお得に手に入れたいのならば、3月か9月に購入する事をおすすめします。

いっぽう中古車は4月~5月が最も安く買える時期です。

決算期や4月からの新生活に向けて、3月に新車が爆発的に売れます。それと同時にそれまで乗っていた車を手放す人も多くなるので、中古車市場に中古車が多く出回ります。

そうなると4月~5月には車を求める人が少なくなりますが、中古車在庫は豊富になるので購入してもらいやすくするために価格が下がるというわけです。

下取り車を高く買ってもらう

すでに車を持っている場合、その車を下取りに出せば新しい車の購入資金になります。

そして下取り車をできるだけ高く買い取ってもらえたら、それだけ新しい車の購入金額が安く済むということになります。

下取り車がある場合はディーラーではなく、買取専門のお店で買ってもらうのがベストです!買取店は中古車買い取りのプロなので、ディーラーよりも高値で車を買い取ってくれる場合が多いのです。

金利の低いローンを選ぶ

車購入にローンを利用する場合、金利が1~2%上がるだけでも支払い金額に数万円の差が出ます。

一般的にディーラーローンは年4~8%と金利が高く、銀行系ローンは年3%前後と金利が安い傾向にあります。ローンで車を買う場合には金利が低いところを選ぶのが賢い選択です。

届出済未使用車を選ぶ

車を購入しようとする場合、中古車か新車かで迷うところですが、もうひとつ選択肢に加えたいのが「届出済未使用車」です。

届出済未使用車とはその名のとおり、届出(登録)だけ済ませており誰も使用していない新品同様のクルマのことを指します。新品のクルマなのですが一度届出がされているので中古車という扱いになります。

これはディーラーや販売店が新車の販売台数を稼ぐために、新車をわざわざ届出(登録)して中古車にしてしまう、ということから存在するクルマなのです。

新品同様にもかかわらず価格が新車より安いので、非常にお買い得なクルマです☆

ただし新車のように注文してから製造するスタイルではなく、すでに現車があるものの中からしか選べないので、自分の希望しているクルマが届出済未使用車としてあるかどうかは運になります。

 

【軽の森】は、届出済未使用車を専門に取り扱っているお店ですので在庫数も多く、今回ご紹介したエブリイの届出済未使用車も豊富に取り揃えております!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

エブリイの特長やグレードについてご紹介させていただきましたが、ただ荷物を運ぶのに便利なだけのクルマではないということがお分かりいただけたと思います。

広いラゲッジルームはレジャーやアウトドア時にも活躍し、小回りのきく軽自動車なので様々なシーンで利用度の高いクルマです♪

安全装備も充実しているので、商用車としても乗用車としても頼もしいパートナーになってくれること間違いなしです!

 

今回エブリイをご紹介してきました【軽の森】は、南大阪で届出済未使用車を専門に扱っているお店です。

エブリイはもちろん、国内オールメーカー全てのお車を新品同様の状態でお得にご購入いただけます。オールメーカー取り扱っているので、異なるメーカーのお車同士を実際に見比べて検討されることも可能ですよ☆

自分にはどんな車が合っているのか分からない…という方でも、当社の知識豊富なスタッフが丁寧にお車選びのお手伝いをさせていただきますのでご安心ください!

気になるお車やお悩みの事がございましたら、お気軽に電話やメールでお問い合わせください。

 

軽の森の在庫はこちらからご覧いただけます↓

 

尚、在庫がない場合には新車でのご注文も承っております!

皆様のご来場・お問い合わせを心よりお待ち申し上げております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

出典

▶スズキ

https://www.suzuki.co.jp/car/every/

▶ダイハツ

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/cargo/

https://www.daihatsu.co.jp/lineup/atrai/

▶ホンダ

https://www.honda.co.jp/N-VAN/

この記事を書いた人
営業
森田 龍太郎
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。
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