豆知識 2022.07.16

【2022年最新】サポカー補助金はいつまで?対象は?申請受付は2021年11月に終了

2021年11月に申請受付が終了したサポカー補助金制度。
対象だった車種や人、今後の見通しや他の補助金、お得に自動車を手に入れる方法などを解説します。

サポカー補助金の申請受付は2021年11月に終了

申請の種類 申請受付終了日
自家用 新車の交付申請 2021年11月29日(月)
中古車の交付申請 2021年11月29日(月)
後付け装置の交付申請 2021年10月29日(金)
事業用 新車の交付申請 2021年11月30日(火)
中古車の交付申請 2021年11月30日(火)
後付け装置の交付申請 2021年11月30日(火)
後付け装置の
認定取扱事業者申請
2021年10月8日(金)

引用:次世代自動車振興センター

2020年3月より行われていたサポカー補助金の予算総額1098億円。この上限に達した為、2021年11月末に交付申請を打ち切られました。

2022年度のサポカー補助金は実施予定?

2022年現在、政府によるサポカー補助金の再開の見込みはありませんが各自治体によって独自に補助金を交付している地域もあります。

購入時には事前に確認してみるといいでしょう。

次世代自動車振興センター

サポカー補助金以外の自動車補助金紹介

2022年現時点で申請可能な補助金に「CEV補助金」というものがあります。

CEV補助金とは電気自動車の購入が対象となる補助金で、過去にエコカー補助金という名称だったものが対象車種を拡大したものになります。

画像引用:次世代自動車振興センター

ガソリン車に比べて高額な電気自動車の普及を目的に、購入の補助を国が行ってくれます。

軽自動車のEV車

メーカー/車種名 定価 CEV補助金
日産/サクラ 2,673,000円 550,000円
三菱/ekクロスEV 2,666,000円 550,000円

現時点で軽自動車の電気自動車は上記の2つの車種になります。

最初に260万円ほど支払う必要はありますが、後から55万円戻ってくるとなると実質は210万円程度で電気自動車を購入出来るということですね。

CEV補助金の申請方法

CEV補助金の申請者は車の購入者になるため、基本的にはご自身で必要書類を揃えて申請をする流れになります。

申請時期はお車の購入後で、交付も申請から2ヵ月程度後になります。そのため一旦は購入代金全額の支払いを完了(または代金全額の購入手続きを完了)させておく必要がある為注意しましょう。

個人での申請はハードルが高く感じられるかもしれませんが、手続きのサポートを行ってくれる販売店が大半でしょう。
もちろん軽の森でもしっかりとお手伝いをさせていただきますので、ご不明な点などござましたら是非お気軽にご相談ください。

そもそもサポカー補助金とは?対象者とサポカー対象車両

「サポカー補助金」とは、経済産業省による自家用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進事業費補助金」及び国土交通省による事業用自動車を対象とした「安全運転サポート車普及促進に係る自動車事故対策費補助金」の総称です。

引用:次世代自動車振興センター

サポカー補助金の内容としては、「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ」・「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」を搭載したお車を購入する時。又は「後付けペダル踏み間違い急発進抑制装置」を購入(国土交通省により定められた装置のみ対象)する時に国が援助してくれます。

この制度により高齢ドライバーの方が安全に運転出来る事を目的とされています。

サポカーにも種類がある!?

実はサポカーは、衝突被害軽減ブレーキ機能を搭載した「セーフティ・サポートカー」と衝突被害軽減ブレーキに加えペダル踏み間違い急発進抑制装置を搭載した「セーフティ・サポートカーS」という二種類に分けられます
このサポカーとサポカーSの違いで受けられる補助金額にも違いがございます。

「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ」とは

車にカメラまたはセンサーが搭載されていて、運転中前方に歩行者等を探知し危険性があると探知した場合に警告音や自動でブレーキを行い衝突に被害を軽減するシステムの事。

この衝突被害軽減ブレーキは新型車だと2021年11月から、継続生産車については2025年12月から搭載を義務化される事となっております。(国産車の場合)

「ペダル踏み間違い急発進抑制装置」とは

ドライバーがブレーキと間違えてアクセルを踏み込んでしまった際に発動するシステムの事。
前方又は後方に強いアクセルの踏み込みがあると警告音やエンジンが制御される等、衝突の回避をサポートします。

こちらは先ほどご紹介したように既に搭載されたものと後付のものがございます。

サポカー補助金の対象者

サポカー補助金は、高齢ドライバーがより安全な運転を行えるよう安全運転機能が搭載された車の購入を、促す目的で開始された制度であるため、対象者は65歳以上の方(2022年3月31日までに満65歳以上となる方)とされていました。

サポカー補助金の対象車種

近年販売されている軽自動車はどれも安全性能が高くなっており、大半の車種がサポカーS補助金の対象車種となります。

メーカー一例 サポカーS車種一例
スズキ スペーシア・ワゴンR・アルトetc
ダイハツ タント・ムーヴ・ミライースetc
日産 デイズ・ルークスetc
三菱 ekクロス・ekワゴンetc
ホンダ N-BOX・N-WGNetc

また同一車種であっても年式の古い中古車になると、サポカー対象外となる車両もあるのでご購入時には事前に確認を行いましょう。

サポカー補助金はいくらもらえたのか?

お車を購入した際に受けられる補助金という事ですが、実際にいくらもらうことができたのでしょうか。

補助金額は搭載されている安全性能やお車によって違いがあり、より安全性能の高いお車ほど受け取れる額も大きくなっております。

サポカーまたはサポカーSの購入時

〇対歩行者衝突被害軽減ブレーキとペダル踏み間違い急発進抑制装置を搭載したお車(サポカーS)の場合

普通車 新車 軽自動車 新車 中古車
10万円 7万円 4万円

〇対歩行者衝突被害軽減ブレーキのみを搭載したお車(サポカー)の場合

普通車 新車 軽自動車 新車 中古車
6万円 3万円 2万円

新車の場合、普通車と軽自動車で補助金額が変わってきますが、中古車だと一律の金額になります。

後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の購入時

障害物検知機能付
ペダル踏み間違い
急発進抑制装置
ペダル踏み間違い
急発進抑制装置
4万円 2万円

後付け装置においてもより安全性能の高いものが受け取れる補助金額は高くなっています。

サポカーに後付踏み間違い急発進抑制装置を購入し装着する場合

ここで気になるのは、対歩行者衝突被害軽減ブレーキのみを搭載したお車を購入し後付のペダル踏み間違い急発進抑制装置を購入した場合には補助金の交付を受けられるのか?という点です。

答えからお伝えすると、この場合も申請は可能で補助金を受け取る事が可能です。ですが知っておきたいポイントとして上記の説明ですと、例えば対歩行者衝突被害軽減ブレーキのみを搭載した中古車を購入して受け取れる補助金額は2万円。のちに後付の障害物検知機能付きのペダル踏み間違い急発進抑制装置を購入した際4万円を受け取れる話に思いますが、
そもそも両機能あらかじめ搭載された中古車を購入する場合受け取れる金額は4万円ですのでここの数字に合わせた額となっており後付の障害物検知機能付きのペダル踏み間違い急発進抑制装置を購入した際に受け取れる補助金額は2万円となります。

サポカー補助金を利用した
購入シミュレーション

サポカー補助金を利用して車を購入した例

N-BOX<G>車両価格1,448,700円をサポカー補助金を利用した場合、一旦は1,448,700円全額を支払う(手続きをする)必要がありますが、軽自動車を新車で購入した場合7万円の補助を受けることが出来る為実質は1,378,700円で購入出来ることになります。

お得度の高い自動車は
「ダイハツ ミライース」

サポカー補助金額は普通車・軽自動車・中古車で分類されていたため、車種による補助金額の違いはありませんでした。

その為補助金の大きい車種というのもありませんが、150万円する軽自動車でも100万円の軽自動車でも補助金額は同じであった為「お得度の高い車」となると新車価格の安いダイハツのミライース(B SAⅢ)があげられますね。

サポカー補助金の申請条件・注意点

令和3年度中に満65歳以上となる方(令和3年度中に満65以上となる高齢運転者を雇用する事業者を含む。)

引用:次世代自動車振興センター

2021年度中に65歳になられる方に関しては、2021年4月1日以降に登録(届出)がされた場合が対象となり2021年3月31日までの登録(届出)がされた場合は対象外となります。

年齢の条件が当てはまっていれば誰でも申請することが可能です。

65歳以上の親を所有者にした場合

65歳以上の親名義で登録(届出)を行い、サポカー補助金を受給しても車の共有は可能です。

しかし所有者が親御さんであっても使用車の名義が65歳以下の方ではサポカー補助金の対象外になる為注意が必要です。

対象となる車は?

サポカー補助金の対象となるお車は、新車の車(軽自動車も含みます)だと2019年12月23日以降に登録(届出)されたお車が対象となり
中古車の場合ですと、2020年3月9日(サポカー補助金申請受付開始日)以降に登録または自動車検査証交付されたお車が対象となります。
また車種やグレードにより搭載機能が異なる場合もあります。

中古車でもつかえるの?

このサポカー補助金は新車のみならず中古車の購入時にも適用可能です。

先ほどにもご紹介させていただきましたが、中古車の場合には普通車・軽自動車ともに補助金額は同額となります。

補助金受給時の注意点

  • 1年間所有する事が義務付けられる
  • 申請から交付まで時間がかかる
  • 1人につき1台限り

申請条件が難しくなく、簡単に受給できそうなサポカー補助金システムですが補助金の受給についての注意点もございます。中には補助金を返納しなくてはいけないケースもあります。

1年間所有する事が義務付けられる

補助金をもらってお車を購入した場合、そのお車は1年間所有する事が義務付けられます。
例えば事故をして廃車になってしまったなど、どうしても対象のお車を使用する事が出来なくなった場合を除き、1年未満でお車を手放してしまった場合には補助金を返さないといけないケースもあります。

申請から交付まで時間がかかる

車輛登録・届出後にサポカー補助金の審査機関に書類を提出し申請します。その後受理されると補助金が交付される流れになりますが、この書類審査に2ヵ月ほど期間があきます。
こちらも知らないと忘れられているのではないかと不安になってしまいますよね。補助金が交付されるまでは気長に待つ必要があります。

1人につき1台限り

自家用車については補助金の交付は1人につき1台限りとなります。
1度交付を受けている場合、次に購入する時に申請条件に当てはまっていても補助金を受給することはできません。
また法人名義での場合は65歳以上のドライバーの人数までが上限となります。

サポカー補助金の申請方法と必要書類

さて、では申請方法は一体どのようにして行うのでしょうか。
こちらはお車を購入した際にサポカー補助金を申請する場合と後付けの踏み間違い急発進抑制装置を購入してサポカー補助金を申請する場合と少し違いがございます。

対歩行者衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置を搭載した車の購入時

サポカー補助金の申請はお車の購入後に行います。
その為、例えば100万円のお車を購入して4万円の補助金がもらえる!と確信していても支払うのは96万円では無くひとまず全額の100万円支払わなければいけません。
お車のご購入後申請に必要な書類を用意して次世代自動車振興センターに郵送にて申請を行います。その後晴れて交付が確定されると交付決定通知書兼補助金額の確定通知書が届き、補助金振込先に指定した金融機関に補助金が振り込まれます。

電子申請の場合

郵送ではなく電子申請を行う場合にも必要書類や交付の流れは同様です。メールの件名を「電子申請(自家用新車)」とし、車両は1台ごとに申請します。

後付ペダル踏み間違い急発進抑制装置の購入時

こちらの場合は申請を行うのは購入者では無く、認定を受けた販売店側が行います。
よってあらかじめ補助金分を差し引かれた額を購入者は支払うかたちになります。
補助金を受けられるのは国土交通省により認定された販売店に限られますので、ご購入を検討されている方は気を付けておきたいですね。

申請に必要なもの

  • 車検証のコピー
  • 補助金交付申請書
  • 補助金振込先の通帳のコピー
  • 運転免許証のコピー
  • 注文書(売買契約書)またはリース契約書

 

サポカー補助金を受けられる際上記の書類を揃える必要がございます。
車検証や免許証、振込先の口座名義人においても申請必要書類は全て申請者名と同一であることが必要となります。
補助金交付申請書は次世代自動車振興センターのホームページよりダウンロードする事が出来ます。
注文書(売買契約書)またはリース契約書については契約の自署もしくは捺印が確認出来るもののコピーを送ります。

また、後付の踏み間違い急発進抑制装置のご購入で補助金を申請する場合は取り付けを行う販売店が準備をしてくれるので、販売店にて確認をして頂くことになります。

サポカー補助金はいつまで?

※サポカー補助金は2021年11月に終了しています。

お車のご購入を検討している場合、サポカー補助金の期日はとても気になるところですよね。
そもそもこのサポカー補助金制度の受付開始日は2020年の3月9日から行われており、今現在新型コロナウィルス感染症の影響により2021年度まで延期されているのです。
サポカー補助金については明確な期日は設けられておらず、補助金の申請総額が国の予算に達すると終了されるとされています。
要するに先着順でなくなり次第終了というかたちになり、既に補助金システムが開始されてから1年以上が経過しているので後どのくらい残されているのかは明らかにされてはいませんが遅かった!とならないように注意が必要です。

大阪でお得に自動車を手に入れたいなら軽の森へ

行政が行ってくれたサポカー補助金は、対象者が限られていたものの自動車の購買意欲に大きな影響を与えてくれました。

現時点ではサポカー補助金は終了してしまっていますが、現時点で利用できるCEV補助金のご相談や軽の森では独自のキャンペーンも行っておりますので是非お気軽にお問い合わせください。

軽の森では安全性能にこだわっても安く購入出来る在庫を多数ご用意しております。

「サポカー補助金が終了してしまって、買い辛くなった」と感じてしまっている方にもオススメですよ。

軽の森の高価買取キャンペーン

サポカー補助金の制度は終了してしまいましたが、軽の森では今乗っているお車を1円でも高く買い取りを行うキャンペーンを行っております。

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詳しくはメールやお電話にてお問い合わせください。

当社サービス
「うさぎプリペイド」を有効活用!

プリペイドにて還元されたお金は車検を受ける時やメンテナンス、用品購入時にも使うことができるので急な出費に備えておくのにとても便利です。
車を所有するのは何かとお金のかかるものですよね。きちんと備えておけば安心してカーライフを送ることができます。

軽の森ではサポカー補助金対象のお車ももちろん、低価格でもより高品質なお車を数多くご用意しており、新品同様なお車をお得な価格でご購入いただけます。
知識豊富なスタッフが丁寧にお車選びのサポートをさせていただきますので、気になるお車がございましたら是非軽の森へお気軽にお電話やメールにてお問い合わせくださいませ。
また上記高価買取キャンペーンについてのご質問などもいつでも承っております。

 

 

出典
経済産業省
国土交通省
 次世代自動車振興センター

 

この記事を書いた人
営業
森田 龍太郎
Ryutaro Morita
ヨシダオートサービスに入社して7年目。整備士を経て現在は営業や仕入れの業務をしています。 ブログ記事を通して自動車販売店独自の目線でお客様にお得でタメになる情報をお届けしていきます。 資格としては自動車整備学校にて二級自動車整備士を取得しております。
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